危機感があまりにもない… 生徒さんにおすすめの指導方法
危機感があまりにもない… 生徒さんにおすすめの指導方法とは？
受験間近でもない限り危機感を持ちながら勉強している生徒は少ないです。
危機感を持つときとは受験が近づいている、成績が急激に落ちてきた、このままでは志望校に通らないと告げられたなどがきっかけでしょう。
また、危機感を持ちすぎるのはいけません。
多すぎる危機感は過度のプレッシャーになり、委縮してしまいます。
焦りばかりが出てきてしまうのです。
かといってまったく危機感がないのもダメなのですが、危機感がなさそうでも安定して成績をとっているのであれば無理に持たせる必要はありません。
その時期がくれば自然に持つようになります。
問題なのは危機感を持たなければいけない子どもがまったく持たないということです。
こういった子どもにはがむしゃらに勉強しなさいと言うのではなく、今この状態ならこうなっていく、ということを理論的に説明していきましょう。
危機感は「持ちなさい」と言って持てるものではありません。
本人の状況を説明して、本人に気付かせなければいけないのです。
趣味やスポーツに打ち込んでいて勉強に危機感を持っていない子どもなどには、勉強もできたらこんな進路がある、こんなことができるという可能性を見せていきましょう。
いろいろな可能性が見えれば、このままではいけないと思うようになっていきます。
